LSEG(旧 Refinitiv Eikon)API 開発
サポートが終了した Eikon Data API から、LSEG Data Library への移行を含めて対応します。
概要
この領域はいま移行期にあります。Eikon Data API は機能的には完成しており LSEG Workspace とも互換ですが、サポートと保守は終了しており、後継の LSEG Data Library for Python への移行が案内されています。
さらに LSEG Data Library for Python の v2.1.0(2025年3月27日)で、レガシー互換のために残されていた refinitiv.data.eikon モジュールが削除されました。Eikon Data API を前提に組んだ取得処理は、ライブラリを更新した時点で動かなくなります。放置すると、セキュリティ更新のためにライブラリを上げられない状態に陥ります。
技術仕様
公式ドキュメントで確認した内容です。出典はページ末尾に記載しています。仕様は更新されることがあるため、実装前に一次資料をご確認ください。
- 現行のライブラリ
- LSEG Data Library for Python(Refinitiv Data Library の v2 にあたる)
- 改称の経緯
- LSEG による Refinitiv 買収に伴い、Refinitiv Data Library から LSEG Data Library へ改称。v2.0 は 2024年 Q2 にリリース
- Eikon Data API の扱い
- 機能完成扱い。LSEG Workspace とは互換だが、サポートと保守は終了
- 重要な破壊的変更
- LSEG Data Library for Python v2.1.0(2025年3月27日)で refinitiv.data.eikon モジュールを削除
- 旧ライブラリの扱い
- Refinitiv Data Library は 2.0 以降 機能完成扱いでサポートは継続。新機能は LSEG Data Library にのみ追加
受託の範囲
- Eikon Data API から LSEG Data Library への移行計画の策定と実装
- 取得処理をライブラリ非依存の形へ切り出す抽象化レイヤの設計
- 時系列データの取得とリサンプリング、欠損の扱いの実装
- ニュース・分析データの取り込みと、テキスト処理基盤への接続
- 移行前後で同じ値が返ることを確認する回帰テストの整備
実装で詰まりやすい点
ライブラリを固定したまま放置しない
モジュール削除が入っているため、バージョンを固定して回避し続けると、後で一気に移行する羽目になります。取得処理を薄いラッパで包み、内部だけ差し替えられる形にしておくのが安全です。
移行の検証は「同じ値が返るか」で行う
ライブラリを変えると、欠損の扱いや列名、タイムゾーンの解釈が変わることがあります。移行前後で同一期間・同一銘柄の取得結果を突き合わせる回帰テストを先に用意してから作業に入ります。
性能特性が変わりうる
開発者コミュニティでは、新しいライブラリでの取得性能に関する議論が出ています。大量取得を伴う用途では、移行の設計時に取得単位とバッチ方法を測って決める必要があります。
参照元
LSEG / Refinitiv API についてよくあるご質問
Eikon Data API のまま使い続けても問題ありませんか。
当面は動作しますが、サポートと保守は終了しています。加えて LSEG Data Library for Python v2.1.0 で互換モジュールが削除されているため、ライブラリを更新した時点で動かなくなります。更新できない状態が続くこと自体がリスクになるため、計画的な移行をお勧めします。
移行にどのくらいの規模感が必要ですか。
取得している項目数と、取得処理がコード全体にどれだけ散らばっているかで大きく変わります。まず現行実装の棚卸しと、取得箇所の集約可否の判断から入ると見積もりの精度が上がります。調査だけのご依頼も承ります。