国内の証券会社
FIX 接続の発注基盤
- 課題
- 接続先ごとの差異が業務ロジックへ漏れており、接続先を増やすたびに既存の実装へ手が入る状態でした。
- 対応
- 共通のドメインモデルを中央に置き、カウンターパーティ固有の仕様は接続アダプタへ閉じ込めた
- 注文の冪等性、レート制限時の縮退、リスク限度の自動執行を実装した
- 約定と残高の突合を、リアルタイム処理とは別の経路で日次に回す形にした
- 技術
- FIX API / arrowhead / J-GATE(JPX 先物)

トレーディングシステムで作り直しが起きやすいのは、接続先ごとの差異が業務ロジックへ漏れている場合です。共通のドメインモデルを中央に置き、カウンターパーティ固有の仕様は接続アダプタへ閉じ込める。この構成にしておくと、接続先の追加が既存の実装に波及しません。
検証の側も同時に設計します。バックテストで良い成績が出ても、時点管理が甘ければ実運用では再現しません。執行可能性を検証に組み込むだけで、多くの候補が実務では成立しないと分かります。

FIX、arrowhead、J-GATE、Bloomberg、暗号資産取引所など。接続先ごとの差異をアダプタに閉じ込める設計で実装します。
シグナルの生成から発注までの経路を、判断の記録が残る形で実装します。裁量の介在をどこに置くかも設計対象です。
時点管理されたデータ、取引コストを織り込んだ約定シミュレーション、結果の再現性。この 3 つを満たす環境を用意します。
注文の冪等性、レート制限時の縮退、リスク限度の自動執行。運用に入ってから効いてくる部分を設計段階で織り込みます。

接続先、必要な遅延、扱う商品を確認します。遅延要件は「速いほうがよい」ではなく数値で決めます。
実装より先に、時点管理されたデータと約定シミュレーションを用意します。ここが無いと良い戦略かどうかを判断できません。
共通モデルとアダプタを分けて実装し、冪等性・リスク限度・縮退動作を組み込みます。
検証環境では現れない市場インパクトや執行の遅延を、少額の実運用で確認してから規模を広げます。
守秘義務のため、社名と具体的な数値は伏せています。
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運用会社
暗号資産の運用事業者
できます。共通のドメインモデルを定義し、接続先ごとの差異はアダプタに閉じ込める構成にします。接続先を追加するときに業務ロジックへ波及しない形にしておくのが要点です。
可能です。多くの場合、まず検証環境の点検から入ります。時点管理と執行可能性が織り込まれていない検証結果は、実運用の判断材料として使えないためです。
要件定義から本番運用まで一貫して請け負います。注文の冪等性、レート制限時の縮退、約定と残高の突合といった運用側の設計を含めて対応します。